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EMとは

複合共生の微生物群 EM

 EMとは有用微生物群を意味する英語名、Effective Microoraganisms(エフェクティブ・マイクロオーガニズムズ)の頭文字からつけられた造語で、複数の微生物を共生させた微生物資材です。
 通常、微生物は単一種類で扱われるのが普通ですが、EMには嫌気、微好気の複数の微生物が、基質を交換しあいながら共存しています。そのため、単一種類に比べ幅広い対象に有効で、現場に使用した場合、もともとそこにいた微生物と共にすぐに発酵の過程に進むことができます。 この複合共生の微生物資材という点が、EMの最大の特徴です。

EMを構成する微生物

 EMを構成する微生物は、酵母菌や乳酸菌など、食品加工に使われる安全で有用な種類ばかりで、複数の機関でEMの安全性が確認されております。

光合成細菌

乳酸菌

酵母

世界中で利用されているEM技術

 EMは2005年現在、世界55ヶ国で製造され、約130ヶ国に技術情報が伝えられています。また、15ヶ国では国家プロジェクトとして取り組まれています。その用途は農業、畜産、水処理、ゴミ処理場の消臭など、国によって様々な分野で活用されています。

発酵と腐敗

 酸素が少ない状態で微生物が有機物を分解することを嫌気分解(発酵)といいます。この場合に抗酸化物質を産生する微生物(善玉菌)が活性化すると発酵食品になりますが、強い酸化物質を産生する微生物(悪玉菌)が活性化すると腐敗し、有害なものとなります。したがって、EMの特性は抗酸化物質を産生する微生物(善玉菌)の集団といえます。

発酵と腐敗図